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2017年05月26日

掃除機サイレントボックス 完成

 掃除機サイレントボックス 完成しました。



 テーブルソーや卓上フライス盤等の電動工具に接続して切粉を直に掃除機に吸引させ、部屋が汚れるのを防ぐ。接続する電動工具は動かないものなので卓上に置ける小型タイプが欲しかった。

 電動工具メーカーからもツールに接続できる掃除機(集じん機)がリリースされていますが、小さいものでも一般的な家庭用の掃除機よりサイズが大きいので邪魔になる。



 一応、小型・携帯タイプも出ているけどダストバッグを含めると設置面積がかなり大きくなり、騒音対策もなされていないようなので自分の求めているものとちょっと違う…。

日立工機 小形集じん機 R30Y3マキタ 小型集じん機 450(P)



市販品とのサイズ比較。業務での用途には小さすぎですが、個人のDIYで使うには良いサイズ。

 騒音は不快な上、集中力を阻害するので極力抑えるべきと強く思う。それで掃除機の減音化計画を発動した次第。製作コンセプトは「減音」と「小型」。

設計
減音構造
連動コンセント
掃除機パワー制御
デザイン
その他

    設 計

 既存のハンディタイプの掃除機を自作の減音ボックスに収納する形を思考。採用した掃除機はツインバードの「HC-EB51GY」。当初計画では既に持っていた同社の「HC-E243SBK」を使おうと思っていたのだけど、より吸引力の強いものの方が用途に合致すると考え新たに購入することにした。



 HC-EB51GYは吸込仕事率 180Wと、ハンディタイプとしては強力な吸引力を持つ。ちなみにHC-E243SBKは吸込仕事率 50W。
 ただ、動作音はメーカー公称で75dBと、一般的なキャニスター型家庭用掃除機(約63〜57dB)より大きいです。ボディが小さいので減音設計がまったく施されていない感じ。


ツインバード「HC-EB51GY」。内部スタンドに設置した状態。


「HC-EB51GY」収納状態。

 そこで本計画の目的である減音対策です。

・設計図
 極力コンパクトにしたいのでギリギリの設計にしました。ただ、減音するには吸音空間を確保する必要があるのでそこを熟考。騒音の排出源である掃除機の排気を折り返すことで吸音ラインを創出した。掃除機のハンドルは露出するデザインにして筐体の肥大化を抑制。


設計図。結構キチキチのデザイン。


・減音構造
 9mm厚のMDFボードのボックスに掃除機を閉じ込めることで遮音を図り、前述した減音のための排気経路を設定。ただ、排気はスムーズに行わないと吸引力の低下につながるので排気専用の大型強力ブロアを設置し強制排気させる。


内部構造。吸音材を内部全面に設置。奥に強力ブロアをセット。


排気用強力ブロア。高い静圧性能を誇るのでなにかと使える便利なブロア。あららStoreで販売中。

 振動も騒音の発生源になるので大きめのゴム足を取り付け。


ゴム足。

吸音材

  
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Posted by あらら at 01:56Comments(0)掃除機サイレントボックス

2017年05月04日

掃除機サイレントボックス 経過02

 掃除機サイレントボックスのボディ製作。


材料は9mm厚MDFボード。


MDFボードの接合は接着剤とダボの組み合わせで確実性を高める。


黒く塗ります。


アルプス電気のMD-5500でオリジナルデカールを制作。


シルバリングに気をつけてデカールを貼付。

 デカールはマークソフターを使って密着させます。真っ黒のままだと締まりがないのでデカールはいいアクセントになる。

 つや消しクリアを吹いて塗装作業は一応終了。残りはスイッチパネルの透明アクリル板の塗装ですね。


排気用ファンのブロアの排気口を樹脂板で延長してサイズをピッタリ合わせる。

 次は楽しいパーツ取り付け作業。


タグ :自作


Posted by あらら at 00:32Comments(2)掃除機サイレントボックス

2017年04月09日

掃除機サイレントボックス 経過01

 チマチマと進行中。ボックスの中は以下の感じになります。


掃除機「HC-EB51GY」は台の上にセット。

 掃除機の下には排気用のブロアと電源となるACアダプター、連動コンセント用の回路を配置。


電動工具のスイッチを入れると連動して掃除機が動く。

 あと、トライアックで掃除機のパワー制御をできるようにします。回路は秋月電子の「トライアック万能調光キット」。キットの基板では大きくて入らないので今回はユニバーサル基板を使うことにします。


キットの基板(左)とユニバーサル基板(右)。


ミニテーブルソー28006改で半分にカット。薄物の切断には28006改が一番使いやすい。


パーツを取り付ける前に取り付けネジ用の穴をボール盤で開けておく。


半分になりました。


組んだ状態のキット基板との比較。

 作業はまだまだ続く。
  
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Posted by あらら at 20:08Comments(0)掃除機サイレントボックス

2017年03月18日

ハンディ掃除機 HC-EB51GY 購入

 テーブルソーやフライス盤等の電動工具に連動する専用掃除機にツインバードのHC-EB51GYを購入しました。当初は既に持っていた下位モデルのHC-E243SBKを利用しようと思っていたのだけど、イマイチ吸引力が弱いので新規に買い足した次第。


ツインバード HC-EB51GY

 懸念していた動作音はそれなりにウルサイけど、思っていたほどでもなかった。フツーの掃除機と同じくらい。

 質量は1.9kgと持って作業するには重いですね。ショルダーベルトとフレキシブルホースなんかを付けると良いと思う。製品レビューではプリーツフィルターの汚れが落としにくいということでマキタの高機能フィルタ A-58207を利用すると良いらしい。確かに標準のプリーツフィルターは汚れが落としにくそうな構造をしています。


プリーツフィルター


 HC-EB51GYを自作の減音BOXに入れて使うつもり。うるさいのは嫌ですからね。   
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Posted by あらら at 16:17Comments(0)掃除機サイレントボックス

2017年03月05日

掃除機の低騒音化計画

 テーブルソーにしてもトリマにしてもフライス盤にしても大量の切粉が発生します。放っておくと作業の支障になるし最悪、機械の故障の原因にもなりかねません。

 今までパーソナルユースでの使用だったのでさほど問題にしていませんでしたが、細かい切粉は吸い込むと健康に悪いし、部屋も汚れるので掃除機を積極活用することにしました。

 そこで問題になるのが掃除機の音。大きい音を出す機械は集中力の妨げになったりして大嫌いなので低騒音化を計画。試しに掃除機を段ボールに入れて動かしたところ結構音が小さくなったのでシッカリ減音設計したケースに入れればかなり期待できそう。

 使う掃除機はハンディタイプのHC-E243SBK。吸引力はそこそこ。



ツインバードのHC-E251GYの方が強力っぽそう。



Posted by あらら at 17:11Comments(0)掃除機サイレントボックス