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2019年10月25日

スイッチ類取り付け穴の穴あけ

 スイッチ類取り付け穴の穴あけ加工。卓上トリマーテーブルをフライス盤代わりに使います。


加工材をスライドテーブルに固定。2mm厚アルミ材がスイスイ切れる。

 縦長のものはサイドをリップフェンスで押さえて暴れないようにする。


アクリル板などはチーズを切るが如し。ビットはφ3mmのエンドミル。


卓上トリマーテーブルを用いれば穴あけなど造作もない。この後はヤスリ掛けで仕上げる。

 ただ、卓上トリマーテーブルはあくまでフライス盤のようなマネができるだけで、本物のフライス盤ほどの精密加工はできません。仕上げは手作業によるヤスリがけになります。まぁ、それでも卓上トリマーテーブルは使えるヤツだ。

Posted by あらら at 00:11Comments(0)ボール盤 SDP-300V 大改造計画

2019年10月22日

テーブルの製作 01

 卓上ボール盤のテーブル製作です。材料はアルミの塊。この量のアルミ材をフツーに買うと12,000円以上しますね。SDP-300Vに匹敵するお値段。

アルミの塊
手前の丸いのは500円玉。

 まず、卓上スライド丸ノコでブッタ切ります。


厚さが22mmもあるので結構パワーがいる。

 先日製作した卓上トリマーテーブルをフライス盤として使用。ビットはφ5mmのエンドミル。


板の真ん中を切るにはフライス盤が便利。

 さらに卓上トリマーテーブルで円切り。0.1mm単位の精密な穴あけが可能。

円切り
この加工のために卓上トリマーテーブルを作ったようなもの。

 六角軸軸付砥石で穴径を整える。穴径はキツ過ぎてもユル過ぎてもマズイので0.01mm単位の細かい加工になる。


砥石には切削油を付けて作業する。付けないと加工面がガザガザになる。


テーブルのベースとなるパーツ。質量1323g。

 剛性は必要なれど、質量は少なくしたいので軽量化のための肉抜き加工を施す。


ドリルでφ13mmの穴をあけて軽量化を図る。

 剛性は極力落としたくないので穴は貫通させない。加工後の質量1200g。1割減らせました。

 作業はまだまだ続く。


Posted by あらら at 01:04Comments(0)ボール盤 SDP-300V 大改造計画

2019年09月12日

卓上ボール盤 SDP-300V 大改造計画大幅修正

卓上ボール盤 SDP-300V 大改造計画ですが、大幅修正を余儀なくされました。

予定していたテーブル昇降機構が標準の支柱では上手く動かず、該当部品を全取っ替えするハメに…。

ベースも作り直しかな…。

あ〜あ…、ずいぶんパーツを集めて手間掛けて加工したのにほとんど無駄になってしまった…。(泣

動かないんじゃないかなぁとちょっと思ってはいたので想定内といえばそうなんだけど、もしかしたら上手く動くかもと甘い考えもあった。

ボツ設計図
ボツった設計図

設計段階でそれなりの想定はできるけど、正確なところは実際に作ってみないとわからない。


早速新しい設計に着手します。

ここまできたら意地でも形にしてやる!
  
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Posted by あらら at 23:39Comments(0)ボール盤 SDP-300V 大改造計画

2019年07月26日

卓上ボール盤 SDP-300V 改造 ベース製作

 卓上ボール盤 SK11 SDP-300V 大改造計画本格稼働です。


SK11 卓上ボール盤 300W SDP-300V

 自作卓上トリマーテーブルもほぼ完成したので、やっとSDP-300Vの改造作業開始です。ドリルチャックの換装はしましたが、あんなものは序の口。世界に類を見ないほどの大改造を予定。

 自作卓上トリマーテーブル製作でほぼデフォルト状態のSDP-300V を使ってみたのですが、ムチャクチャ使いづらい。(汗 ワークテーブルの昇降や、ドリル穴の位置合わせが面倒極まりなく、DP2250R 改の使いやすさと比べると天と地の開き。SDP-300Vをデフォルト状態で使ってる人ってある意味スゴイですよ。

 自分的には改造しないと使い物にならないレベル。

 改造の設計も熟考を重ねほぼ完成。細かい所は作業をしながら決定していきます。当初計画ではワークテーブルとベースはそのまま使うつもりでしたが、独自に新造した方が完成度の高い物になりそうなのでその方向で進めることにしました。

 まずは、ベースの製作。

 材料は強度や重量の観点から鉄材をチョイス。40mm角の鉄パイプと4.5mm厚の鋼板の組み合わせで作る。

鋼材
鋼材は大きいホームセンターでないとあまり扱っていない。

 鋼板はホームセンターで450mm×300mmの物を買ってきて、卓上スライド丸ノコで420mm×218mmにカット。チップソーは当然鉄工用に換装させるのだけど、モノタロウのPBのものはあっという間に切れ味が悪くなってゴミになりました…。

 それで新たに購入したのがチップソージャパン製の「マックスギア鉄鋼用 MG160」。

チップソージャパン マックスギア鉄鋼用 MG160
チップソージャパン マックスギア鉄鋼用 MG160


日立工機の卓上スライド丸ノコ C6RSHC に取り付けて、ブッタ切ります!

 火花が出るので集じん袋やプラパーツは取り外しておく。火花は触れると熱いし回りを汚すし、切粉はジャリジャリして電動工具の寿命も縮めそう。鉄やステンレスのカットは嫌ですねぇ…。


カットできました。手ノコじゃ絶対に無理。(苦笑

 マックスギア鉄鋼用 MG160はナカナカの切れ味。耐久性が良ければ次も購入したい。

 次は角パイプのカット。1.6mm厚なので4.5mm厚の鋼板に比べたらカットも楽。カットしたら補強のため中にSPF材をハンマーで叩き込む!


ブカブカでは意味ないのでかなりキチキチのサイズ。

 ベースの作りはこんな感じ。

ベース(仮)
ベース(仮)

 もちろん、このままでは見てくれが悪いので格好良く仕上げます。先日購入した銘木ケヤキを配置する予定。

 今回はここまで。次はベースへの穴あけ。   
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Posted by あらら at 01:11Comments(0)ボール盤 SDP-300V 大改造計画

2019年02月01日

SDP-300V のドリルチャックをユキワ 13MG-6JT に換装

 ドリルチャックの換装(後編)。

 SDP-300V のドリルチャックをユキワ精工「13MG-6JT」に換装しました。

SDP-300V+13MG-6JT
ユキワ 13MG-6JT を装着したSDP-300V

 ジャコブステーパーJT-33のSDP-300Vにユキワのドリルチャックが付いているのはちょっと不思議な感じがしますね。(笑

 ユキワ「13MG-6JT」と標準ドリルチャックの比較。


ユキワ「13MG-6JT」(左)と標準ドリルチャック(右)

13MG-6JT標準ドリルチャック
ジャコブステーパーJT-6JT-33
つかみ能力(mm)1.2〜13.01.5〜13.0
外径(mm)52.545.5
全長(mm)8778
精度(mm)0.08
質量(g)685403

 つかみ能力はほぼ同じながらサイズが一回り違います。質量も1.7倍。品質の高さもさることながら、フライホイール効果で13MG-6JTの方が安定した切削が期待できそう。

 ブレも大幅に解消。



 ほんの若干ブレを感じますが、このブレはチャックではなくスピンドル自体に原因があるようなのでこれ以上の改善は無理。しょせんDIY向けのSDP-300Vはここら辺が性能の限界でしょう。さらに精度を求めるなら10万円以上の機種を買うしかありません。
 まー、とりあえず合格レベル。

 して、いかにしてSDP-300V に 13MG-6JT を取り付けたか興味のある方は多いでしょう。その種明かしをします。
  
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Posted by あらら at 13:11Comments(3)ボール盤 SDP-300V 大改造計画

2019年01月23日

卓上ボール盤 SDP-300V 改造計画進行中 01

 卓上ボール盤 SDP-300V 改造計画進行中です。


SK11 卓上ボール盤 300W SDP-300V

 今回はドリルチャックの換装(前編)。SDP-300Vはリーズナブルな価格で人気を博している機種ですが、安価な分だけ剛性や精度、耐久性などが業務用と比べ当然劣っている。特にドリルチャックは酷いものでした。


SDP-300V 標準ドリルチャック。酷すぎ…

 売っているSDP-300Vのすべてがこんなに酷いブレがあるのではないと思います。これは特に大ハズレと言ったところでしょうか…。orz

 まぁ、購入する前からドリルチャックは換装予定だったのでいいんですけどね。スピンドルの方のブレは許容範囲。

 それで購入したのが信頼と実績で定評のあるユキワ精工の「13MG-6JT」。高品質の日本製です。

13MG-6JT
ユキワ精工 13MG-6JT

 いやいや、ちょっと待て! SDP-300VのジャコブステーパーはJT-33なのだからJT-6の13MG-6JTは取り付けられんやろ、アホか!

 と、心の中で突っ込んだ人は正解。(笑

 JT-33のSDP-300Vに13MG-6JTはブカブカでまったく使えません。普通に考えればJT-33のドリルチャックを手配するところでしょうが、JT-33はマイナーな規格なので該当する製品がほとんど無いのが実情。唯一、高品質と思われるチャックは堀内製作所の「13MG-JT33」。ただ、コイツだけでSDP-300V本体に匹敵するお値段…。

ユキワ精工 13MG-6JT 堀内製作所 13MG-JT33
5,225 円(2019.1.23 現在)11,740 円(2019.1.23 現在)


 ちょっと調べてみたところ、VERTEX(バーテックス・台湾)の「10052」というドリルチャックがJT-33仕様でSDP-300Vに取り付けられるようです。精度の方はわかりませんが、お値段は手頃。


VERTEX 10052

 ユキワ精工の13MG-6JTをいかにSDP-300Vに取り付けるかは、後編に続く。
  
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Posted by あらら at 02:22Comments(6)ボール盤 SDP-300V 大改造計画

2018年07月08日

ボール盤 SK11 SDP-300V 購入

 藤原産業 SK11の激安ボール盤「SDP-300V」を購入しました。

SDP-300V
ほぼ未使用の新品同様品を8,500円(送料込み)でゲット。

 レクソンの卓上ミニボール盤「DP2250R」を既に持っていますが、大きい穴を開けるのにパワー不足を感じていた。それで大きいサイズのボール盤の追加購入を考えた次第。

 ちょっと前まではリョービの「TB-2131」かSK11の「SDP-600V」を狙っていたけど、改造のことを考え方針転換。



 「TB-2131」と「SDP-600V」はテーブルの昇降ハンドルが付いているので使い勝手が良くオススメ。逆にハンドルが付いていない安物は使いにくいです。激安の「SDP-300V」にも当然ハンドルなんて便利機構は装備されていない。

 で、自分は考えました。

 テーブルの昇降をブレなく垂直移動できるようにしたい。それを実現するには改造時に昇降ハンドルが邪魔になる、と。

 であるならば、初めから装備していない安物の方が都合が良い。もちろん、昇降ハンドルは必須装備と心得ているのでオリジナル機構を組み込むつもり。

 改修予定は次の通り。

1.テーブル垂直昇降機構
2.ドリルチャック換装
3.LED照明
4.フットスイッチ
5.切り込み深度器改良
6.バイステーブル

 レクソンのミニ卓上ボール盤「DP2250R 改」のように、世界最強の「SDP-300V 改」を妄想しています。乞うご期待。   
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タグ :ボール盤


Posted by あらら at 18:17Comments(0)ボール盤 SDP-300V 大改造計画