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2013年08月07日

13式自作塗装ブース完成発表!

 やぁっと記事アップしました。数ヶ月前にモノは完成はしていたんですけどね…。押し出し式の11式と吸い出し式の12式の特性を併せ持つ新型塗装ブース。

自作塗装ブース
 13式は機能性・デザイン性・収納性の3つを高い次元で具現化することを目指しました。本体に内蔵したDCファンがカッチョイイと思います。

【機能性】
●ファンの配置
 塗装ブースで一番重要となるのはファンの配置ですね。13式では12式で採用した超強力DCファンを押し出し用として塗装ブース本体に組み込み、窓枠パネル側に吸い出し用の補機ファンを取り付けるタンデムツインファン構造にしました。



 塗装ブース本体にメインファンを設置することで距離的なロスを無くし、ファンの吸気力を存分に発揮します。しかし、押し出し型は吹き返しのデメリットがあるのも事実。13式も多分に漏れずメインファン1機だけではファン本来の性能を発揮できません。そこで別に吸い出し用のファンを窓枠パネルに設置することで吹き返しの問題を解決。これがあらら自慢のタンデムツインファンシステムです。v

●採用したDCファン
 メインファンには高品質な日本製の超強力DCファンを採用。20cm級換気扇と比べ風量は同等、静圧性能は6〜7倍あるので塗装ブースの用途に適しています。
 静圧とは空気を送り出す力のことで、これが強いと安定した空気の排出が可能となります。機密性の高いマンションや風当たりの強い場所などでは特に静圧の高さが重要になります。

超強力なDCファン。高い静圧で塗装ミストを押し出します。比較的コンパクトなので無理なく本体に内蔵できる。


 補機DCファンはT&T社製の12cm角強力DCファンを採用。こちらも定格入力16.8Wとナカナカ強力。


窓枠パネルにワンタッチで取り付けられる構造。


・一般換気扇(羽根径20cm)との比較
東芝 VFM-20H2超強力DCファン172強力DCファン120
同率縮小比較
サイズ(W×H×D)300×320×149φ172×51120×120×38
消費電力21.5W31.2W16.8W
最大風量504m3/h510m3/h303m3/h
最大静圧33Pa243Pa87.7Pa
音圧レベル32dB55dB51.5dB
重量2.1kg780g220g
実売価格7,010円〜7,900円1,400円


・配線図
 配線は小学生にも理解できるほど非常に簡単です。なお、DCファンは絶対に直列接続しないでください。故障します。

不慣れな素人さんにも理解しやすいように描きました。


13式で採用したDCファンのネット通販を始めました。→【あららStore】(完売)

Digi-Key ElectronicsでDCファン販売中。

  
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Posted by あらら at 00:00Comments(13)13式自作塗装ブース

2013年06月23日

製作過程

 13式自作塗装ブースの製作過程写真。ご参考まで。

補機DCファン


エアダクトボックス

組み立て前


組み立てた状態

本体のフタ結合部

段差を出さないために蝶番の厚さ分彫り込んでおきます。

本体組み立て中

メインDCファンと塗装エリアを隔てる仕切り板

本体内部



配線。ACアダプターは内蔵。




内部から見たメインDCファン

LED照明


本体上面

メインDCファンの周りをアルミ材で囲み空気漏れを防ぐ

ゴム足

ホームセンターを何件か見て廻り、最適な物をチョイス。これ、高さと大きさが丁度いいのです。



Posted by あらら at 05:04Comments(0)13式自作塗装ブース

2013年04月28日

小細工中

 空気の流れって非常にシビア。ちょっとしたことで流れが大きく変化します。

 そもそも、大きい径から小さい径に流し込むことに無理がありました。自作塗装ブースで失敗しているのは軸流ファンによる押し出し型が圧倒的に多いのですが、13式もその罠に引っかかってしまったという感じ。

 あとは空気漏れ問題。わずかな隙間から空気が漏れてる…。ティッシュを千切って漏れ箇所を特定し、シリコン処理を施して問題解消。

 軸流ファンは後方にまっすぐ空気を排出しているのではなく、渦巻き状に弧を大きくしながら出ています。大きく広がる物を逆に小さい口に入れるのだから相当無理が発生するのは当たり前。この難題をいかに解決するか。アイディアの見せ所です。

Posted by あらら at 23:37Comments(0)13式自作塗装ブース

2013年04月27日

一応完成

 ゴム足を買ってきてくっつけて完成しました。



 が、



 想定していたより吸引力が弱い。φ150からφ100へのダクト径変換部分でかなりのロスが発生しているようで、超強力DCファンの静圧性能でなんとかなるんじゃないかという当初の目論み通りにはいかなかった…。orz 現状でも市販品には勝っていますが、自分的にはこのまま納品することはできない。さりとて、完成した状態から大幅な修正は不可能。

 ということで、空気の流れをスムーズにする小細工を施すことにしました。現状より悪くなることはないと思うけど未知の領域なのでうまくいくか冒険です。

 完成は来月に持ち越しですね。

Posted by あらら at 20:04Comments(0)13式自作塗装ブース

2013年04月23日

ほぼ完成

 最終組み立ても終わり、ほぼ完成です。空気漏れもシリコンで処理して完璧にクリアしました。あとはゴム足を買ってきてくっつけるだけ。

 性能テストとまとめ記事を書いたら納品です。

Posted by あらら at 22:22Comments(0)13式自作塗装ブース

2013年04月15日

最終組み立て中

 本体内側に白いカッティングシートとアクリル板、塩ビ板を貼り付けます。内部を白くすることで明るくなり、塗装の状況を確認しやすくします。さらに電装作業。ロッカースイッチ2個とRCAジャック、ACアダプター、主機の超強力DCファンの配線。
 ファンを試しに回してみたところ、威力強大でわずかな隙間から空気漏れ発生。修正のため次の休みの日にアルミ材を買いに行く必要に。

 自分で言うのもなんですが、なかなかカッチョイイ。11式、12式をあらゆる面で超越すること間違いなし。期待してくれていいと思うほどの自信作になりそうです。

Posted by あらら at 22:38Comments(0)13式自作塗装ブース

2013年04月14日

塗装作業完了!

 デカール保護のためつや消しクリアを吹き付けます。



 つや消しクリアは全体を落ち着いた良い感じにしますねー。これで面倒な塗装作業は完了です。

 乾燥させたら次は最終組み立て。一番楽しい作業工程です。(不測のトラブルさえ起きなければ)

Posted by あらら at 00:09Comments(0)13式自作塗装ブース

2013年04月13日

デカール処理

 MD-5500でデカールを作成して貼付しました。垂直水平、シワを出さないように気を付けます。



 オーナーさんのご希望で12式と同じMa.k マシーネンクリーガーのロゴ仕様。デカールを貼るとやっぱり一気に引き締まりますねー。



 オリジナルデカールの注文販売を始めようかなーと思ったり。完全データ入稿でB5サイズ、価格は送料込みで2,500円くらい。白やシルバーも再現できるので興味のある方はお問い合わせください。完全オリジナルの痛車や痛機なんかも作れちゃいますね。

Posted by あらら at 00:46Comments(0)13式自作塗装ブース

2013年04月09日

塗装作業一応完了

 塗装作業が一応完了しました。



 あとはデカールを貼ってクリアの吹きつけ。その後最終組み立て、電装作業、動作試験。

 今月中には完成すると思います。

Posted by あらら at 02:31Comments(0)13式自作塗装ブース

2013年03月23日

塗装作業

 やっっと塗装作業に突入です。



 写真に写っているのは前面のフタとダクト変換ボックス。本体の塗装はこれから。

Posted by あらら at 20:01Comments(0)13式自作塗装ブース