2017年07月16日
卓上小型扇風機 完成
卓上小型扇風機が完成しました。

80mm角DCファン(12V 0.7A)2基仕様。
今回の製作コンセプトは「邪魔にならない」こと。
火を扱うキッチンはメチャ暑いのでその対策として扇風機の設置を考えたのですが、キッチンは皿への盛りつけなどで設置スペースがとにかくない。市販の小型卓上扇風機でも大きすぎてダメ。超小型タイプではパワー不足。

扇風機を置く余裕なんてありません。
そこでスペースの空いている窓枠の桟に設置することを決定。ここに置ける扇風機を設計することにします。
・設計図
・スイッチ
・2WAY電源
・専用マウンター
・デザイン
・設計図
使用するファンは80mm角DCファン2基。接地面積を減らすためにDCファンを縦にレイアウト。角度調整と収納性を考慮し折りたたみ構造とする。0°〜90°の範囲で角度設定が可能。緊急オーダーだったので2日で設計。

設計図。デザインは極力シンプルに。
・スイッチ
フロントパネルに電源切り替えスイッチとファンスイッチを配置して操作性を確保。ファンスイッチは1基駆動と2基駆動の2通りを選べる。

電源切り替えスイッチ(左)とファンスイッチ(右)
・2WAY電源
乾電池とACアダプターの2つを電源にできる仕様にしました。

乾電池は単三8本。あとで同じ銘柄に揃えました。

ACアダプターは12V 1.4A。
電池ケースはベースとしての機能も併せ持つ。電池の重量で安定した低重心を実現。
・専用マウンター
邪魔にならない場所に設置するため専用マウンターを用意。
窓枠の桟に固定することで安定性が増し、ぶつけて倒すような事態を回避できる。

サッシにキズが付かない設計。

左右に45°ずつ向かせることができる。

ほとんど邪魔になりません。
マウンターへの設置は超強力マグネットを利用しているので取り外しが簡単。ちょっと違う場所で使いたいって場面で気軽に持って行けます。
・デザイン
外殻フレームにアルミ材を用いて剛性と質感のアップを図り、フロント面には2mm厚透明アクリル板を貼付して高品位を演出。

透明アクリル板にデカールを貼ってブラックのセル画塗り。
・折りたたみ式
折りたたむと205×63×87mmとコンパクトになるので収納時に大変便利。

収納時は折りたたんでコンパクト
一般的な小型卓上扇風機との比較。

大きさはもちろん、接地面積がかなり違う。
・仕様
・電 源:DC12V
・定格電流:1.4A
・消費電力:16.8W
・風 量:1.824m3/min(64.44CFM)×2
・回転数:4,500r.p.m.
・音 圧:45dB
・質 量:829g(電池含む)
・寸 法:H212×W87×D174mm(収納時:H63×W87×D205mm)
・材料
・80mm角DCファン ×2
・単三電池ボックス(4本) ×2
・ロッカースイッチ
・スライドスイッチ
・DCジャック
・各種アルミ材
・アルミ複合板
・透明アクリル板(2mm厚)
・各種ネジ
・超強力マグネット
・スプレー缶(ブラック)
・デカール
・カッティングシート
・使用工具
・卓上スライド丸ノコ 日立工機 C6RSHC
・卓上ボール盤 レクソン DP2250R 改
・小型テーブルソー プロクソン 28070 改
・小型テーブルソー プロクソン 28006 改
・インパクトドライバ 日立工機 WH14DDL
・ドライバドリル 日立工機 DS10DAL
・トリマ リョービ TRE-60V
・ドライバー #1、#2
・スパナ
・ワイヤーストリッパー エンジニア PA-06
・ハンダこて goot PX-201
・ピンバイス
・金工ヤスリ
・ぺーバーヤスリ
・クランプ
・接着剤 コニシ ボンド G17 170ml
・接着剤 コニシ ボンドウルトラ多用途SU 120ml(箱) クリアー
・プリンタ
・ラミネーター
・総評
短期間で作った割にはまぁまぁな出来ではないかなと思います。アキバで衝動買いしたDCファンが早速役に立ちました。(笑
肝心の扇風機性能は十分用途を満たしていると判断。通常の扇風機より静圧性能が高めなので風量が低くても遠くまで風を送ることができる。なお、動作音はやや高めです。小さいファンを補うため高速回転にせざるを得ないのでここのところは致し方ない次第。動作音を低くしようとして回転数を抑えたら扇風機としての機能を果たさない。オフィスや寝室での使用には向きませんが、作業現場のような実効的な冷却を必要とする場面には有効と考えます。まぁ、爆音と言うほどうるさくはないけれど。
市販品で横幅9cm以下、そこそこのパワーを持ったものってほとんど存在しないので自作するしかありません。USB電源の扇風機は5V仕様になるのでパワーが期待できない。
以前製作した「13式自作携帯扇風機」に比べたらずいぶんまともな感じになりました。(笑
80mm角DCファン(12V 0.7A)2基仕様。
今回の製作コンセプトは「邪魔にならない」こと。
火を扱うキッチンはメチャ暑いのでその対策として扇風機の設置を考えたのですが、キッチンは皿への盛りつけなどで設置スペースがとにかくない。市販の小型卓上扇風機でも大きすぎてダメ。超小型タイプではパワー不足。
扇風機を置く余裕なんてありません。
そこでスペースの空いている窓枠の桟に設置することを決定。ここに置ける扇風機を設計することにします。
・設計図
・スイッチ
・2WAY電源
・専用マウンター
・デザイン
・設計図
使用するファンは80mm角DCファン2基。接地面積を減らすためにDCファンを縦にレイアウト。角度調整と収納性を考慮し折りたたみ構造とする。0°〜90°の範囲で角度設定が可能。緊急オーダーだったので2日で設計。

設計図。デザインは極力シンプルに。
・スイッチ
フロントパネルに電源切り替えスイッチとファンスイッチを配置して操作性を確保。ファンスイッチは1基駆動と2基駆動の2通りを選べる。
電源切り替えスイッチ(左)とファンスイッチ(右)
・2WAY電源
乾電池とACアダプターの2つを電源にできる仕様にしました。
乾電池は単三8本。あとで同じ銘柄に揃えました。
ACアダプターは12V 1.4A。
電池ケースはベースとしての機能も併せ持つ。電池の重量で安定した低重心を実現。
・専用マウンター
邪魔にならない場所に設置するため専用マウンターを用意。
窓枠の桟に固定することで安定性が増し、ぶつけて倒すような事態を回避できる。
サッシにキズが付かない設計。
左右に45°ずつ向かせることができる。
ほとんど邪魔になりません。
マウンターへの設置は超強力マグネットを利用しているので取り外しが簡単。ちょっと違う場所で使いたいって場面で気軽に持って行けます。
・デザイン
外殻フレームにアルミ材を用いて剛性と質感のアップを図り、フロント面には2mm厚透明アクリル板を貼付して高品位を演出。
透明アクリル板にデカールを貼ってブラックのセル画塗り。
・折りたたみ式
折りたたむと205×63×87mmとコンパクトになるので収納時に大変便利。
収納時は折りたたんでコンパクト
一般的な小型卓上扇風機との比較。
大きさはもちろん、接地面積がかなり違う。
・仕様
・電 源:DC12V
・定格電流:1.4A
・消費電力:16.8W
・風 量:1.824m3/min(64.44CFM)×2
・回転数:4,500r.p.m.
・音 圧:45dB
・質 量:829g(電池含む)
・寸 法:H212×W87×D174mm(収納時:H63×W87×D205mm)
・材料
・80mm角DCファン ×2
・単三電池ボックス(4本) ×2
・ロッカースイッチ
・スライドスイッチ
・DCジャック
・各種アルミ材
・アルミ複合板
・透明アクリル板(2mm厚)
・各種ネジ
・超強力マグネット
・スプレー缶(ブラック)
・デカール
・カッティングシート
・使用工具
・卓上スライド丸ノコ 日立工機 C6RSHC
・卓上ボール盤 レクソン DP2250R 改
・小型テーブルソー プロクソン 28070 改
・小型テーブルソー プロクソン 28006 改
・インパクトドライバ 日立工機 WH14DDL
・ドライバドリル 日立工機 DS10DAL
・トリマ リョービ TRE-60V
・ドライバー #1、#2
・スパナ
・ワイヤーストリッパー エンジニア PA-06
・ハンダこて goot PX-201
・ピンバイス
・金工ヤスリ
・ぺーバーヤスリ
・クランプ
・接着剤 コニシ ボンド G17 170ml
・接着剤 コニシ ボンドウルトラ多用途SU 120ml(箱) クリアー
・プリンタ
・ラミネーター
・総評
短期間で作った割にはまぁまぁな出来ではないかなと思います。アキバで衝動買いしたDCファンが早速役に立ちました。(笑
肝心の扇風機性能は十分用途を満たしていると判断。通常の扇風機より静圧性能が高めなので風量が低くても遠くまで風を送ることができる。なお、動作音はやや高めです。小さいファンを補うため高速回転にせざるを得ないのでここのところは致し方ない次第。動作音を低くしようとして回転数を抑えたら扇風機としての機能を果たさない。オフィスや寝室での使用には向きませんが、作業現場のような実効的な冷却を必要とする場面には有効と考えます。まぁ、爆音と言うほどうるさくはないけれど。
市販品で横幅9cm以下、そこそこのパワーを持ったものってほとんど存在しないので自作するしかありません。USB電源の扇風機は5V仕様になるのでパワーが期待できない。
以前製作した「13式自作携帯扇風機」に比べたらずいぶんまともな感じになりました。(笑
◎コメントは内容確認後に掲載となります。なお、責任持てないので技術的質問には原則応じていません。