2016年07月03日
自作作業台
丁度一年前に発動した作業台製作計画ですが、実は昨年の秋に完成していました。
ものがデカく写真撮影する機会がなかったので放置していましたが、この度「キッチン引き出しテーブル」製作のため作業台を使うことになり写真を撮ってみた。

拡張テーブル展開時
基本サイズはW910×D600×H800。これに拡張テーブルを展開させてW910×D1856になる仕様。網戸の張り替えを想定してサイズを決めた次第。

設計図

拡張テーブル収納時
拡張テーブルの可動部分は耐摩耗性を高めるべくアルミ材を取り付け。木材だとすぐガボカボになってしまいますからね。
材料はベニヤとSPF2×4材をメインにチョイスしたので比較的安価に抑えました。作業台に高級材を使っても仕方ないしね。ただ、耐水性を高めるためにニスを超厚塗りしたので塗料代が結構掛かった…。
一見しただけではわからないと思いますが、色々使い勝手を考えて設計しています。
・基本テーブルの高剛性。500kg以上の重量に耐えられる(と思う)。
・足にアジャスターを付けているので水平を出せる。
・拡張テーブルを展開しやすい構造。
・丸ノコをテーブル上で使えるよう、基本テーブルと拡張テーブルの間に50mmの隙間を設定。
・移動を容易にするキャスターの設置。
・万力やクランプが使いやすい天板。
・天板下の棚。
・専用の防水カバー。
木材の接合に「平ほぞ継ぎ」と「相欠き継ぎ」、「ダボ継ぎ」といった工法を用いて剛性を高めました。木が互いに固定し合っているので結合力が高い。木ネジは脚の下の部分に補助としてしか使っていません。なんかあまり木ネジは使いたくないんですよね。ちなみにネジはステンレス製です。スチール製だと腐食して剛性を落としそう。
移動用キャスター。

解除時

移動時

専用防水カバー。ブルーシートで作りました。
今回初めてまともに作業台を使いましたが、我ながらナカナカ便利。市販の小さい折りたたみ式の作業台じゃ網戸の張り替えなんてできないし、フルサイズの作業台では置き場に困る。この作業台はそんな理由から計画されました。
屋外は夏は暑いし冬は寒い。駐輪場の端に置いてあるので人の視線も気になるから、本当は部屋の中に置きたいんだけど狭くて到底無理。専用の工房が欲しいぜ。
製作過程。

トリマーを使って穴開け。

脚の組み立て。

基本テーブル組み立て。

塗装。天板を付けてしまうと塗りにくいのでその前に塗る。

アジャスターのためのオニメナットをねじ込む。

拡張テーブル用の脚アジャスター部。

天板は12mm厚ベニヤ板を二枚重ね。切り口が汚い。

天板のサイド処理。切りっぱなしでは格好悪いので薄板を貼り付ける。

サンダーで平滑にします。ワックスを塗って仕上げ。
基本テーブルの剛性は高いですが、拡張テーブルの方は貧弱です。保証耐荷重20kgくらい。(苦笑
考えていたより手間が掛かりました。
ものがデカく写真撮影する機会がなかったので放置していましたが、この度「キッチン引き出しテーブル」製作のため作業台を使うことになり写真を撮ってみた。
拡張テーブル展開時
基本サイズはW910×D600×H800。これに拡張テーブルを展開させてW910×D1856になる仕様。網戸の張り替えを想定してサイズを決めた次第。

設計図
拡張テーブル収納時
拡張テーブルの可動部分は耐摩耗性を高めるべくアルミ材を取り付け。木材だとすぐガボカボになってしまいますからね。
材料はベニヤとSPF2×4材をメインにチョイスしたので比較的安価に抑えました。作業台に高級材を使っても仕方ないしね。ただ、耐水性を高めるためにニスを超厚塗りしたので塗料代が結構掛かった…。
一見しただけではわからないと思いますが、色々使い勝手を考えて設計しています。
・基本テーブルの高剛性。500kg以上の重量に耐えられる(と思う)。
・足にアジャスターを付けているので水平を出せる。
・拡張テーブルを展開しやすい構造。
・丸ノコをテーブル上で使えるよう、基本テーブルと拡張テーブルの間に50mmの隙間を設定。
・移動を容易にするキャスターの設置。
・万力やクランプが使いやすい天板。
・天板下の棚。
・専用の防水カバー。
木材の接合に「平ほぞ継ぎ」と「相欠き継ぎ」、「ダボ継ぎ」といった工法を用いて剛性を高めました。木が互いに固定し合っているので結合力が高い。木ネジは脚の下の部分に補助としてしか使っていません。なんかあまり木ネジは使いたくないんですよね。ちなみにネジはステンレス製です。スチール製だと腐食して剛性を落としそう。
移動用キャスター。
解除時
移動時
専用防水カバー。ブルーシートで作りました。
今回初めてまともに作業台を使いましたが、我ながらナカナカ便利。市販の小さい折りたたみ式の作業台じゃ網戸の張り替えなんてできないし、フルサイズの作業台では置き場に困る。この作業台はそんな理由から計画されました。
屋外は夏は暑いし冬は寒い。駐輪場の端に置いてあるので人の視線も気になるから、本当は部屋の中に置きたいんだけど狭くて到底無理。専用の工房が欲しいぜ。
製作過程。
トリマーを使って穴開け。
脚の組み立て。
基本テーブル組み立て。
塗装。天板を付けてしまうと塗りにくいのでその前に塗る。
アジャスターのためのオニメナットをねじ込む。
拡張テーブル用の脚アジャスター部。
天板は12mm厚ベニヤ板を二枚重ね。切り口が汚い。
天板のサイド処理。切りっぱなしでは格好悪いので薄板を貼り付ける。
サンダーで平滑にします。ワックスを塗って仕上げ。
基本テーブルの剛性は高いですが、拡張テーブルの方は貧弱です。保証耐荷重20kgくらい。(苦笑
考えていたより手間が掛かりました。
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