2014年03月19日
ミニサーキュラソウテーブル改造計画完了!
ミニサーキュラソウテーブル改造計画、テーブル拡張工事完了しました!
強度や耐久性、質感を高めるためにアルミ材を多用。
プロクソンのミニサーキュラソウテーブル(No.28006)は軽量・コンパクトで気軽に小物を切るのにいいのですが、あまりにもテーブルが小さ過ぎました。ちょっと大きい物を切ろうとすると部材がテーブルに乗りきらないし、ガイドも使えないので安定した切断ができません。テーブルの小ささは作業性を大きく貶める要因になります。新型のミニサーキュラソウテーブルEX(No.27006)も全然改善されていないし、作業効率を上げるためには自分で拡張工事をするしかありません。
ミニサーキュラソウテーブル(No.28006)
ミニサーキュラソウテーブルEX(No.27006)
パワーユニットもテーブルの大きさもほとんど同じ。変わったところと言えば、標準で本体固定用クランプと集塵用アダプターが付いたことと、安全カバーが少し立派になったことぐらい。新しい金型を作るくらいならもっと機能性を根本的に高めた設計にして欲しいものです。
プロクソンはちょっと詰めが甘い印象がある。日立工機やマキタと比べると設計やデザイン、品質面で明らかにワンランク落ちる。
■ミニサーキュラソウテーブル機能拡張作戦
あらら式ミニサーキュラソウテーブル改造計画発動!
デフォルトとの比較
◆テーブル拡張
設計は既存のボディを活かし、周りに2mm厚のアルミ板を配置することにしました。アルミ板にしたのは強度と耐久性を考慮した結果です。木材やアルミ複合板を用いた方がお安くできますが、すぐ凹んだり削れたりして精度が落ちるような事態は避けたい。
アルミとアルミの隙間は瞬間接着剤を流し込み、ヤスリで平滑にしてなくします。プラモデル製作の技術。
デフォルトだと160mm×160mm(256cm2)。拡張工事で350mm×280mm(980cm2)と約4倍の面積を実現。オマケに脱着可能な追加拡張テーブル(476cm2)を足すと1,456cm2となり、実に約5.7倍。
また、追加拡張テーブルには伸縮機能も施しており、さらに100mmの延長が可能になっています。刃から右端まで最長410mmのテーブルとなるため、長い部材の切断も安定して行えます。ついでに、追加拡張テーブルは独立して立たせられるので本体から離して置くことも可能。つまり、さらに長い部材にも対応できたりしちゃいます。
追加拡張テーブルの脚は折り畳み式なので、使わない時はコンパクトに収納できます。いたせりつくせりですね。(笑 ちなみに、この追加拡張テーブルは使用頻度があまり高くないと思うので天板はアルミ複合板を使ってコストダウンを図りました。
◆スライドテーブル
テーブル拡張工事とともに、大きな改良点がこのスライドテーブル。
レールの溝を左側にも設け、安定したスライドができるようにしました。
テーブルごとスライドするので部材を安定して送ることができます。しかもテーブルには目盛りやストッパー、ミニバイスまで付いているので正確なカットが可能。
小さいバイスだけど、これが想像以上に使えます。部材をガッチリ固定。バイスはネジで簡単に取り外し可能。取付穴が3つあるので状況に応じて移動させることもできます。
テーブルのアルミ板の厚さは1.2mm。
ちなみに、デフォルトのガイドだと下の写真のように右側しか部材と接触していないので安定性が悪く、しっかり手で押さえつけていないと部材がズレてキレイなカットができません。
◆ガイド
ガイドは「直線切りガイド」と「角度切りガイド」が標準で付いてますが、どちらも使い勝手がイマイチ。「直線切りガイド」はガイドに部材を押しつけ前後に真っ直ぐスライドさせる役割があるのですが、刃に対して左右約7cmまでしかセットできません。つまり、7cm以上のカットには使えないということです。長さも9cmしかないので長いものを切るのに安定性がありません。おまけにセットするのに溝に差し込む構造もちょっと面倒。
左が「直線切りガイド」、右が「角度切りガイド」。
「角度切りガイド」は部材を刃に押し込むのに使います。それなりに使えますが、テーブルが狭いので奥行き5.5cm以上のものはセットできません。角度切りは自由に角度を決められます。ただ、角度をつけると刃から離れてしまうので手で押さえつけることができず、安定したカットができません。
標準の「角度切りガイド」では実際のところ角度切りはキツイ。
それで改良したガイドがこちら。まずは、あらら特製「直線切りガイド」。
全長320mm。手前と奥にそれぞれ目盛りを設けたので刃に対し確実に平行にセットができる。
つまみは質感重視でアルミ製をチョイス。パッド付きボルトは100均の25mmCクランプのものを流用。
二度と買うことはないと思っていた粗悪なダイソーのCクランプ。
金ノコでブッタ切り、スイベルスクリューを分離してアルミ製つまみを取り付ける。
「角度切りガイド」はとりあえず「45度専用ガイド」を作ってみました。
角度切りはほとんど45度ばかりなので。裏返せば右上がりの45度にセット可。一応部材固定用のクランプも用意。
このクランプはアングルのアルミ材用ですね。平板には使えません。ただ、端カットの場合はストッパーとして使用できる。
スライドテーブル同様、ガイドには切り込みを入れてあるので部材を最後まで刃に押し込むことができる。
自由に角度設定ができる「角度切りガイド」も設計はしたので、必要に迫られたら作ってみようと思います。
◆本体固定用フック
ミニサーキュラーソウテーブルは小型なのがいいのですが、ちょっと軽すぎるので切断作業中に本体が動き作業性を悪くしています。そのためメーカーから本体を固定する「No.28083 固定台」が発売されています。
しかしこれ、本体にくっつけると下のフックの部分が出っ張って収納性が著しく悪くなります。後継機No.27006では新しい固定方法を採用して標準でクランプが付属するようになり、ちょっと改善されました。
これに対し、あらら式ミニサーキュラソウテーブルではもっとイージーな固定方法を採用。ズバリ、ただ引っかけるだけ。
前面に取り付けたフックを倒して作業台に引っかけます。サーキュラソウテーブルは切断する部材を押し込む場合に奥に動くので、奥に移動しないようにすればいいだけなのでこれで十分。もしもっと確実に固定したい場合はフックをクランプ等で押さえればOK。フックの収納は磁石固定式なのでたたむだけ。本体への収納性も考慮したこのイージーさが我ながら良いと思う。
◆スイッチ構造変更
標準のスイッチが非常に操作しにくいと感じた。まずロッカースイッチに付いているカバーがON/OFFをしにくくしている。また、スイッチの位置もよろしくない。そこで、ON/OFF操作を簡単にするためスイッチをロッカースイッチからオルタネートの押しボタンに換装。位置も前面から左側面に移動。
基本的に右手で切断する部材を押さえるので、左手の方がON/OFF操作をしやすいと考えた。また、テーブルの下に設置することで部材がON/OFF操作の邪魔にならず、切りくずの影響も受けにくい。
左が主電源スイッチ。右が回転スイッチ。
押しボタンは操作が簡単。なのですが、簡単すぎてついうっかり電源ONにしてしまう危険があります。そこで、押しボタンとは別に主電源スイッチを設置しました。こちらは確実な操作を要求するスライドスイッチにして安全性を高めます。
主電源をONにしないと押しボタンを押しても刃が回ることはありません。ちなみに、主電源が入っているときはパイロットランプが光り、視覚で状態を確かめることができる。
「安全ガード」の取付穴にパイロットランプを設置
◆その他
・安全ガードの撤去
ちょっと安全性を低下させてしまいますが、刃の上に付いている「安全ガード」を撤去。ちょっと厚みのある部材を切ろうとするとこれにぶつかってよろしくありません。まったくの邪魔。
・電源コードの分離
電源コードは直付けだと邪魔くさいのでやっぱり撤去。ソケットを付けて脱着式にしました。これで持ち運び時に電源コードがぶらぶらしたり、置いたときに本体がコードを踏んづけることもなくなりスッキリします。自分は電源コードの直付けって基本的に嫌いです。
ミニサーキュラソウテーブルの改造をネット検索すると秋月電子の「トライアック万能調光器キット」を利用した刃の回転数制御をしている方が結構ヒットします。工作としては面白そうだけど、デフォルトの回転数より遅くしたい場面が自分には想像できないというか、逆にもっと回転を上げたいくらいなので自分は不採用としました。非力なモーターの回転を電圧下げて落としたらますます…。
今回の28006 改では見送りましたが、秋月電子の「トライアック万能調光器キット」をサンダのために作ってみました。(2016.9.22 追記)
◆使用部材
・アルミ板 500×200×2.0
・その他各種アルミ材
・アルミ複合板
・プラバン
・MDFボード
・ACアダプター 5V 500mA
・赤色LED
・スライドスイッチ
・押しボタンスイッチ
・コンセントソケット
・電源コード
・Cクランプ
・アルミ製つまみ
・ネジ各種
・リベット
◆使用工具
・スライド丸ノコ 日立工機「C6RSHC」
・テーブルソー E-Value「木工用テーブルソー 255mm (ETS-10KN)」
・ミニテーブルソー プロクソン「ミニサーキュラソウテーブル」
・卓上ボール盤 REXON 「DP2250R」
・電動ドリルドライバ リョービ「CDD-1020
・鉄工用ノコギリ
・鉄工用ヤスリ
・タップ
・リベッター
・プラスドライバー
・ラミネーター
・パソコン Apple MacPro
・プリンタ OKI C8800
・木工用ボンド
・多用途ボンド
・両面テープ
◆総括
今回の工作は高精度を求められたのでその点が少し大変でした。特にレール溝とレールがガタつかず、キツ過ぎずピッタリにするところ。あとはテーブル全体を平らにする作業。仮組ではピッタリでも接着剤を塗ると段差が出てしまうんですね。最終的には誤差0.1mm程度といったところでしょうか。
テーブルの拡張とスライドテーブルの導入で利便性が格段に向上!ほんっとに使えるヤツになった。惜しむらくはモーターの非力さですが、こればかりは如何ともし難い。このミニサーキュラソウテーブル改(初号機)は薄物専用として使おうと思います。弐号機製作の計画も一応あり。
ミニサーキュラソウテーブルユーザーは絶対テーブル拡張改造をするべきだと思いますね。作業性が段違いに向上します。
警告!メーカーは改造を認めていません。改造する場合は自己責任で行ってください。
さらなる改修「ミニサーキュラソウテーブル改 II」へ続く。
強度や耐久性、質感を高めるためにアルミ材を多用。
プロクソンのミニサーキュラソウテーブル(No.28006)は軽量・コンパクトで気軽に小物を切るのにいいのですが、あまりにもテーブルが小さ過ぎました。ちょっと大きい物を切ろうとすると部材がテーブルに乗りきらないし、ガイドも使えないので安定した切断ができません。テーブルの小ささは作業性を大きく貶める要因になります。新型のミニサーキュラソウテーブルEX(No.27006)も全然改善されていないし、作業効率を上げるためには自分で拡張工事をするしかありません。
ミニサーキュラソウテーブル(No.28006)
ミニサーキュラソウテーブルEX(No.27006)
パワーユニットもテーブルの大きさもほとんど同じ。変わったところと言えば、標準で本体固定用クランプと集塵用アダプターが付いたことと、安全カバーが少し立派になったことぐらい。新しい金型を作るくらいならもっと機能性を根本的に高めた設計にして欲しいものです。
プロクソンはちょっと詰めが甘い印象がある。日立工機やマキタと比べると設計やデザイン、品質面で明らかにワンランク落ちる。
■ミニサーキュラソウテーブル機能拡張作戦
あらら式ミニサーキュラソウテーブル改造計画発動!
デフォルトとの比較
◆テーブル拡張
設計は既存のボディを活かし、周りに2mm厚のアルミ板を配置することにしました。アルミ板にしたのは強度と耐久性を考慮した結果です。木材やアルミ複合板を用いた方がお安くできますが、すぐ凹んだり削れたりして精度が落ちるような事態は避けたい。
アルミとアルミの隙間は瞬間接着剤を流し込み、ヤスリで平滑にしてなくします。プラモデル製作の技術。
デフォルトだと160mm×160mm(256cm2)。拡張工事で350mm×280mm(980cm2)と約4倍の面積を実現。オマケに脱着可能な追加拡張テーブル(476cm2)を足すと1,456cm2となり、実に約5.7倍。
また、追加拡張テーブルには伸縮機能も施しており、さらに100mmの延長が可能になっています。刃から右端まで最長410mmのテーブルとなるため、長い部材の切断も安定して行えます。ついでに、追加拡張テーブルは独立して立たせられるので本体から離して置くことも可能。つまり、さらに長い部材にも対応できたりしちゃいます。
追加拡張テーブルの脚は折り畳み式なので、使わない時はコンパクトに収納できます。いたせりつくせりですね。(笑 ちなみに、この追加拡張テーブルは使用頻度があまり高くないと思うので天板はアルミ複合板を使ってコストダウンを図りました。
◆スライドテーブル
テーブル拡張工事とともに、大きな改良点がこのスライドテーブル。
レールの溝を左側にも設け、安定したスライドができるようにしました。
テーブルごとスライドするので部材を安定して送ることができます。しかもテーブルには目盛りやストッパー、ミニバイスまで付いているので正確なカットが可能。
小さいバイスだけど、これが想像以上に使えます。部材をガッチリ固定。バイスはネジで簡単に取り外し可能。取付穴が3つあるので状況に応じて移動させることもできます。
テーブルのアルミ板の厚さは1.2mm。
ちなみに、デフォルトのガイドだと下の写真のように右側しか部材と接触していないので安定性が悪く、しっかり手で押さえつけていないと部材がズレてキレイなカットができません。
◆ガイド
ガイドは「直線切りガイド」と「角度切りガイド」が標準で付いてますが、どちらも使い勝手がイマイチ。「直線切りガイド」はガイドに部材を押しつけ前後に真っ直ぐスライドさせる役割があるのですが、刃に対して左右約7cmまでしかセットできません。つまり、7cm以上のカットには使えないということです。長さも9cmしかないので長いものを切るのに安定性がありません。おまけにセットするのに溝に差し込む構造もちょっと面倒。
左が「直線切りガイド」、右が「角度切りガイド」。
「角度切りガイド」は部材を刃に押し込むのに使います。それなりに使えますが、テーブルが狭いので奥行き5.5cm以上のものはセットできません。角度切りは自由に角度を決められます。ただ、角度をつけると刃から離れてしまうので手で押さえつけることができず、安定したカットができません。
標準の「角度切りガイド」では実際のところ角度切りはキツイ。
それで改良したガイドがこちら。まずは、あらら特製「直線切りガイド」。
全長320mm。手前と奥にそれぞれ目盛りを設けたので刃に対し確実に平行にセットができる。
つまみは質感重視でアルミ製をチョイス。パッド付きボルトは100均の25mmCクランプのものを流用。
二度と買うことはないと思っていた粗悪なダイソーのCクランプ。
金ノコでブッタ切り、スイベルスクリューを分離してアルミ製つまみを取り付ける。
「角度切りガイド」はとりあえず「45度専用ガイド」を作ってみました。
角度切りはほとんど45度ばかりなので。裏返せば右上がりの45度にセット可。一応部材固定用のクランプも用意。
このクランプはアングルのアルミ材用ですね。平板には使えません。ただ、端カットの場合はストッパーとして使用できる。
スライドテーブル同様、ガイドには切り込みを入れてあるので部材を最後まで刃に押し込むことができる。
自由に角度設定ができる「角度切りガイド」も設計はしたので、必要に迫られたら作ってみようと思います。
◆本体固定用フック
ミニサーキュラーソウテーブルは小型なのがいいのですが、ちょっと軽すぎるので切断作業中に本体が動き作業性を悪くしています。そのためメーカーから本体を固定する「No.28083 固定台」が発売されています。
しかしこれ、本体にくっつけると下のフックの部分が出っ張って収納性が著しく悪くなります。後継機No.27006では新しい固定方法を採用して標準でクランプが付属するようになり、ちょっと改善されました。
これに対し、あらら式ミニサーキュラソウテーブルではもっとイージーな固定方法を採用。ズバリ、ただ引っかけるだけ。
前面に取り付けたフックを倒して作業台に引っかけます。サーキュラソウテーブルは切断する部材を押し込む場合に奥に動くので、奥に移動しないようにすればいいだけなのでこれで十分。もしもっと確実に固定したい場合はフックをクランプ等で押さえればOK。フックの収納は磁石固定式なのでたたむだけ。本体への収納性も考慮したこのイージーさが我ながら良いと思う。
◆スイッチ構造変更
標準のスイッチが非常に操作しにくいと感じた。まずロッカースイッチに付いているカバーがON/OFFをしにくくしている。また、スイッチの位置もよろしくない。そこで、ON/OFF操作を簡単にするためスイッチをロッカースイッチからオルタネートの押しボタンに換装。位置も前面から左側面に移動。
基本的に右手で切断する部材を押さえるので、左手の方がON/OFF操作をしやすいと考えた。また、テーブルの下に設置することで部材がON/OFF操作の邪魔にならず、切りくずの影響も受けにくい。
左が主電源スイッチ。右が回転スイッチ。
押しボタンは操作が簡単。なのですが、簡単すぎてついうっかり電源ONにしてしまう危険があります。そこで、押しボタンとは別に主電源スイッチを設置しました。こちらは確実な操作を要求するスライドスイッチにして安全性を高めます。
主電源をONにしないと押しボタンを押しても刃が回ることはありません。ちなみに、主電源が入っているときはパイロットランプが光り、視覚で状態を確かめることができる。
「安全ガード」の取付穴にパイロットランプを設置
◆その他
・安全ガードの撤去
ちょっと安全性を低下させてしまいますが、刃の上に付いている「安全ガード」を撤去。ちょっと厚みのある部材を切ろうとするとこれにぶつかってよろしくありません。まったくの邪魔。
・電源コードの分離
電源コードは直付けだと邪魔くさいのでやっぱり撤去。ソケットを付けて脱着式にしました。これで持ち運び時に電源コードがぶらぶらしたり、置いたときに本体がコードを踏んづけることもなくなりスッキリします。自分は電源コードの直付けって基本的に嫌いです。
ミニサーキュラソウテーブルの改造をネット検索すると秋月電子の「トライアック万能調光器キット」を利用した刃の回転数制御をしている方が結構ヒットします。工作としては面白そうだけど、デフォルトの回転数より遅くしたい場面が自分には想像できないというか、逆にもっと回転を上げたいくらいなので自分は不採用としました。非力なモーターの回転を電圧下げて落としたらますます…。
今回の28006 改では見送りましたが、秋月電子の「トライアック万能調光器キット」をサンダのために作ってみました。(2016.9.22 追記)
◆使用部材
・アルミ板 500×200×2.0
・その他各種アルミ材
・アルミ複合板
・プラバン
・MDFボード
・ACアダプター 5V 500mA
・赤色LED
・スライドスイッチ
・押しボタンスイッチ
・コンセントソケット
・電源コード
・Cクランプ
・アルミ製つまみ
・ネジ各種
・リベット
◆使用工具
・スライド丸ノコ 日立工機「C6RSHC」
・テーブルソー E-Value「木工用テーブルソー 255mm (ETS-10KN)」
・ミニテーブルソー プロクソン「ミニサーキュラソウテーブル」
・卓上ボール盤 REXON 「DP2250R」
・電動ドリルドライバ リョービ「CDD-1020
・鉄工用ノコギリ
・鉄工用ヤスリ
・タップ
・リベッター
・プラスドライバー
・ラミネーター
・パソコン Apple MacPro
・プリンタ OKI C8800
・木工用ボンド
・多用途ボンド
・両面テープ
◆総括
今回の工作は高精度を求められたのでその点が少し大変でした。特にレール溝とレールがガタつかず、キツ過ぎずピッタリにするところ。あとはテーブル全体を平らにする作業。仮組ではピッタリでも接着剤を塗ると段差が出てしまうんですね。最終的には誤差0.1mm程度といったところでしょうか。
テーブルの拡張とスライドテーブルの導入で利便性が格段に向上!ほんっとに使えるヤツになった。惜しむらくはモーターの非力さですが、こればかりは如何ともし難い。このミニサーキュラソウテーブル改(初号機)は薄物専用として使おうと思います。弐号機製作の計画も一応あり。
ミニサーキュラソウテーブルユーザーは絶対テーブル拡張改造をするべきだと思いますね。作業性が段違いに向上します。
警告!メーカーは改造を認めていません。改造する場合は自己責任で行ってください。
さらなる改修「ミニサーキュラソウテーブル改 II」へ続く。
◎コメントは内容確認後に掲載となります。なお、責任持てないので技術的質問には原則応じていません。